津の輝き
品種は「津之輝」
「つのかがやき」と読む。
2月が最盛期で、1月~3月に出回る。
甘平に似た
濃いオレンジ色と平べったい形が特徴。
外皮は無臭だけど
中は柑橘らしからぬ独特な香りの奥に
薄くオレンジの香りがする。
外皮はとても薄い。そして脆い。
じょうのう(小袋)は…
芯側は強いけど、側面が弱い。
みかんのように剥こうとすると
外皮はバラバラになって
小袋は裂けて、ちょっと苦労する。
小袋にはほんの少し苦味もある。
つぶつぶの膜はとても薄くて
ジューシー。
食べ方はスマイルカットにして
かぶりつくのが最適かな。
最近のタンゴールにしては珍しく
ちゃんと酸味もある。
酸味と甘味のバランスが絶妙。
難点は…
2009年に登録されたばかりの新品種ゆえ
まだまだ高価なこと。
去年は2、3パックだったのが
今年は平台占領して たくさん並んだので
これからもっとメジャーになるかな。
180~250g…と言われているものの
そこまで大きいものは
あまり見たことがない。
今回は160gだけど
さらに小玉なものもある。
【関連記事】
2022/12/08 天草
2023/02/18 せとか
**********
【津之輝 tips】
○「(清見×興津早生)」×「アンコール」
・「興津早生」は温州みかん
○甘柑南(うまかんな)
“〇南”のこだわり商標。
形が美しく、糖度の基準をみたしたもののみ
「甘柑南」と名付けられる。