土佐文旦
露地物は2月~4月が旬。
鹿児島の在来種だったらしいけど
なぜか高知の特産品になっている。
外皮はしっとりとした手触りで
柑橘らしい香りがある。
そして、厚く固い。
小袋の膜も厚いので
食べるときには取った方がいい。
これだけ大きいと
相応に皮も強く、厚くなるね…
香酸柑橘を除いて
柑橘は 甘さを追及したものが多い中
土佐文旦は酸味がほどよくあって
さっぱりした食味が魅力。
香りは はっさくによく似ているけど
ほのかにハーブっぽい癖があって
これがまた癖になる。
外皮・小袋のみならず
つぶつぶの膜も相対的に厚く
プリプリした食感がいい。
外皮は2回くらい茹でこぼして
水にさらして苦味を抜いて
ジャムや砂糖づけにするとおいしい。
しかし 今シーズン
ムッキーちゃんなるものを発見した。
これで厚い外皮も小袋も
簡単に攻略できる。