亡き王女のためのパヴァーヌ

8歳下の弟は、クラシック・マニア。
最近 “my ヴィオラ” を購入した。

彼が、3年前に送ってくれたCDの中に
この『亡き王女のためのパヴァーヌ』は入っていた。

最初聴いたときは、何とも思わず
むしろ『亡き王女…』の直前に収録されていた
『組曲「アルルの女」ファランドール』(by.ビゼー)のほうが
インパクトがあった。

いつからだろう。
なぜか『亡き王女…』のほうに、強く惹かれていて。

2006年 11月…
広島バスセンターでBGMとして使われているのを聴いて
ボンヤリと、気持ちが昇天してました。

後日談…
この曲を送ってきた当の本人に
「私、メッチャ好きだわ~」って言ったら
「眠くなるから、ダメだ!」と一蹴されてしまった。

・*・・・・・☆・・・・・*・・・・・☆・・・・・*・・・・☆・・・・

『亡き王女のためのパヴァーヌ
Pavane pour une infante défunte』
by.ラヴェル(ピアノ:1899、管弦楽:1910)

メインのフレーズが、何度もくり返される。

繰り返しがあると、飽きてしまうことが多いのですが
この曲は、それでも気にならない。

管弦楽バージョンでいうと
ちょうどフルートのソロが入ってくる間奏の部分が
なんか“追憶”っぽいイメージで、とくに好き。