愛媛果試第48号
「紅まどんな」と「甘平」から
生まれた柑橘。
「紅プリンセス」という商標で
よく出回っている。
3月~4月が旬。愛媛の柑橘。
果皮はややしっとりしていて
とてもほのかな柑橘の香りがある。
中はフレッシュで甘い
ハウスみかんに似た香り。
小袋もつぶつぶも薄いので
紅マドンナ同様に
スマイルカットにしたら食べやすいかな。
驚いたことに小袋の中だけで
かなり味の違いがある。
一般的に下のほうが甘いといわれるけど
それとは違って
芯側は少し酸味があり、外皮側はとても甘い。
全体的に味が濃い。
断面。紅まどんな似。
甘平のほうはにじゅうまるのような
グラデーションになっている。
今回購入した愛媛果試第48号には
外皮側がやや乾燥した感じのものもあった。
甘平も同じ現象が起こる。
外皮が薄いせいか、そういう品種なのか…
少くとも外観は新鮮。
ヘタが黄色いけど
この色は完熟した証拠なので
歓迎されるサイン。
紅プリンセスの基準は250g程度。
それより軽いので
「愛媛果試第48号」として出ていたのかな。
**********
【愛媛果試第48号 tips】
○親の「甘平」は
「にじゅうまる」と同じかけあわせで、
どちらも「西之香」×「ポンカン」
・ポンカンの品種は異なるかもしれない