かりん
10月~11月が旬。
「花梨」と表記されるように
梨のザラザラを
激しく固くしたような果実。
固すぎて 切るのが大変なほど。
しかも酸味や渋味があって
生で食べられない。
果実酒・はちみつ漬けなどにすると
芳醇な甘い香りが楽しめる。
熟して黄色になったら
包丁でも切りやすくなる。
種はお茶パックに入れて
果実とともに漬け込む。
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【かりん tips】
梅などと同様に 実や種に毒をもつ。
ただ、糖によって分解されると
薬効成分に変化する。
種はバラバラして
取り除くのが大変というだけでなく
中心まで糖が浸透するのに
とても時間がかかり、
毒が抜けきらない可能性があるため
「お茶パック」に入れる。
ただ、ひとつふたつ摂取したところで
致死量には至らないので
それほど神経質にならなくても大丈夫。