つくね芋

『やまのいも』という名前で売っていた。

長芋、いちょう芋、つくね芋
むかご、自然薯…ぜんぶ『やまのいも』

その中で 丸くて皮が黒くて
肉質が緻密なのを「つくね芋」という。

水分が少なく
ほかの『やまのいも』より日もちする。

「つくね芋」は
石川県の “加賀丸芋
兵庫県の “丹波山の芋
奈良県の “大和芋
三重県の “伊勢芋
土地によって名称がいろいろある。

今回買ったのは“丹波山の芋”だから
『やまのいも』という名前で売られてた様子。

名前といえば
奈良の“大和芋”は「つくね芋」だけど
関東の“大和芋”は「いちょう芋」。

いちょう芋は
すべすべした 短い長芋みたいなのと
三味線のバチのような形のとがある。

同じ名前だけど
かなり様相の異なる『やまのいも』。

「つくね芋」は かなり固くて
ピーラーでの皮むきは 難しい。
そして すりおろすのも大変。

最後は面倒になって 刻んで混ぜ込んだけど
意外と この歯ごたえが良かった。

すりおろしたあとは よくまとまるので
そのまま焼くのは簡単。

外はもちもち、中はトロフワな
いも焼きができる。

とくに もちもち感は
芋類で最強。

もし つくね芋を見かけたら
ぜひ購入して もちもち体験を!