甘夏
3月~5月頃が旬。
商品に明記はされていないけど、多くは
川野夏橙(かわのなつだいだい)という
大分県で発見された品種らしい。
外皮は青果売場を彷彿とさせる
とても馴染みのある香り。
果汁も少し苦味のある
とても馴染んだ柑橘の…
強い癖がなく、素直によい香り。
水分量が ほどよく
みずみずしいけど溢れない。
味は…味も昔なつかしい感じ。
最近の柑橘は
グレープフルーツなども
苦味などを減らして
食べやすいように改良されている。
ところが甘夏は、ちゃんと小袋は苦いし
果汁は甘酸っぱい。
近年の甘く食べやすい柑橘と一味違う。
それでも
今でもよく売れる大人気商品。
甘夏ほど 昔の食味を残している柑橘は
あまりないような気がする。
ありふれているようで
じつは稀少な柑橘かもしれない。