クラウンメロン
ホントは 千疋屋で
8,000円台で売られているような品物が
昨今の不安定な流通のせいで
非常に廉価で スーパーに流れてきた。
最初ツルもきれいだったのだけど
鞄に詰め込んで帰ったせいで
傷がいってしまった。
スーパーで陳列する際には
そういった事故を予防するため
ツルに和紙を巻いて保護したりする。
もちろん スーパーなので
数千円もしたりしないけど
店頭に出すときは
それなりに 気をつかう。
種のときから 大切に育てて
ひと株に1玉だけ残して あとは除いて
すべてにおいて 繊細なので
毎日毎日、温度 湿度 光を管理して
水が過ぎないように 枯れないように…
その1玉に 生産者が人生をかけてる。
おいしくないわけがないね。
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○旬は「特になし」
ほとんどのメロンは5月～9月の間に
旬を迎える。
本来はアールスメロンもあてはまるけど
温室栽培の技術が向上して
一年中おいしくいただくことができる。
○マスクメロンの呼称
マスクメロン、アールスメロン
クラウンメロン
…いろんな呼び方をされる。
網目模様があって 香り高いメロンを
総称して 「マスクメロン」と呼ぶ。
マスクメロンの一種が「アールスメロン」
…アールスメロンのなかで
愛知県産の、厳しい基準をクリアしたものを
「クラウンメロン」と呼ぶ。
マスクメロンの中にアールスメロンが入り
アールスメロンの中にクラウンメロンが入る。
マトリョーシカのように。
○マスクメロンの由来
マスクメロンの “マスク” は
今流行りのアレではなく
musk…ムスクっていう動物性香料。
せっけんっぽい香水のベースノートに
たいてい使われてるんだけど
そのムスクみたいに
香り高いメロン、という意味。
夕張メロン、タカミメロン
アンデスメロン、アールスメロン…
ぜんぶ マスクメロンといえる。