巡り来る春に

27日。
仕事が終わった直後、引越しだった。

定員の問題で、私は引越車に乗ることができず
自転車で1.4kmの道のりを2往復することになった。

普通は一回で終わるけど
この日偶然、使う予定だった引越車のバッテリーが上がって
ひとつ小さい車輌しか使えなかった。
それで、2往復。

しかも、雨まで降ってきた。
雨の中、自転車で移動。

そして雨の中、引越し作業。
引越しのお兄さん、ありがとう。

私の仕事は火を扱うし、自転車とばしたし、雨にうたれるし。
すぐにシャワーを浴びたかった。
しかし…ガス通してない。

水シャワー浴びる羽目になった。
水が冷たくて、痛かったけど
上がった後は、ポカポカしてた。

いろいろあったけど
なんとか、引越しを終えた。

時遡り、引越しの準備をしながら
あるいは引越したあとも
リコーダーの練習のため、カラオケに通っていた。

「今日は何の曲かけようかね~」と考えていたとき
ふと思い浮かんだ、この曲。

それほど主張する曲ではないのに。
控えめに、でも確かに根付いている、この曲。

…なんだったっけ?

・*・・・・・☆・・・・・*・・・・・☆・・・・・*・・・・☆・・・・

『巡り来る春に』
by.GARNET CROW(2001)

ネットで『この冬の白さに』と『巡り来る春に』の
どっちが良いかの、アンケートをしていた。

私は『この冬の~』の、きれいな歌詞が好きで
絶対にこちらのほうが、人気が高いだろうと思っていた。
しかし圧倒的に、『巡り来る~』優勢で終わった。

このアンケートをしていたとき
『巡り来る~』を聴いたことがなかったので
ぜひ聴いてみたいと思って、CDを買った。

『Holding you, and swinging』『HAPPY DAYS?』と同じCD。
『HAPPY DAYS ?』と出会えたのは
『巡り来る春に』を探していたおかげ。

最初聴いたときは、何とも思わなかったけど
聴くごとに、いい曲。 
時を置いても、ふと思い出す。

「ゆき違う人なみ かき分けたら
また出会うかな 懐かしい人に」

「優しいのは 想いの中で
知らぬうち 育ち行くイメージ」

「嘆くなら孤独(ひとり)
温もりは二人で
私の苦しみは君の邪魔で」

すごい詞だな…と思う。