日向夏

小夏、ニューサマーオレンジ
などとも呼ばれる。

宮崎県で発見された柑橘。
高知県でも多く生産されている。

ハウス栽培は12月~3月
露地栽培は4月~5月に出回る。
…いちごみたい。

日向夏は数少ない
外皮まで生で食べる柑橘。

厳密には油胞のある黄色い部分は除いて
白い部分を食用にする。

外皮は ツルツルタイプ。香りはない。
一方中の果汁は
とてもフレッシュな柑橘の甘い香り。
この香りが人気の理由のひとつ。

味はほどよく甘酸っぱい。
酸味にトゲがないので食べやすい。

白い部分は組織が密で
他の柑橘に比べると固い。


そしてある程度 厚みがある。

丸のままのりんごの皮を剥くように
外皮の黄色い部分を剥いて
芯の部分を避けて そぎ切りにする。
…黄色い皮と芯が取れればいい。

独特なシューッとした歯触りで
サクッと噛み切れる。
ほんのり甘くておいしい。

小袋は厚めなわりに
白いところを残しているせいか
それほど気にならない。

みかんに近い仲間でありつつ
みかんとは全く違う魅力をもつ
魔性の柑橘。


上から


下から


今回は約270g。かなり大玉。
150g~250gくらいのものが多い。

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2023/02/01 はるひ

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