晩白柚

「ばんぺいゆ」と読む。

1月~3月が旬。
台湾から入ったものが熊本に定着し、
今では特産品になっている柑橘。

文旦(ザボン)の仲間。

みかんと比較。


大きすぎて B4画用紙が小さく見える。
重さは2kgくらい。

皮の白くて苦い部分が広くて
ふつうに生食する おいしい部分は
中央にこじんまりと存在する。

…こじんまりといっても
丸のままのグレープフルーツより
体積は大きい。

生食する部分は 種子が多めで
小袋の皮は厚い。
はっさくに似た さわやかな食味で
春菊のような独特の芳香がある。

皮は、黄色いところと
白くて苦いところに分ける。

黄色いところは お風呂に入れて
白いところは 砂糖漬け。

砂糖漬けは かなり手間がかかるけど
やさしくて繊細な食感の
とてもおいしい お菓子ができる。

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【晩白柚 tips】

○収穫は12月~。追熟させて出荷。

○柑橘の外皮と膜
・外皮の黄色いところ
→→「外果皮」
・外皮の白く苦いところ、みかんのスジ
→→「内果皮」「アルベド」

・房、小袋
→→「じょうのう(瓤嚢)」
・房の中のつぶつぶ
→→「さじょう(砂瓤)」

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