時の中で

おとといは 大切で大切で
決して手放したくないと思った。

決して手放したくないそれが
今日
気がつくと

意に介さないものになってる。

開封したキャラメルの
包み紙のように。

駅のホームの 到着した列車の風に
飛ばされても、みえなくなっても。

今はね、
列車の駅の掲示板を眺めてるんだよ。


ほとんどのものが
そんなふうで、すいちゅうに
ただただようようだよ。

異次元

Posted by 禅寺丸