ハーコット

カナダ生まれのあんず。

日本では長野や東北などの
涼しい地方で生産される。
6月下旬から7月上旬が旬。

桃同様に毛が生えている。
完熟してもあまり香りは立たず
プラムほど柔らかくならない。

プラムやプルーンは
完熟してもしばらく冷蔵保存できるけど
ハーコットは、すぐに傷む。

水分が少なめで
ほどよい甘さである…という所は
ビワに似ている。
ビワは食感もさっぱりしている。

ところがハーコットはモタッとしていて
いかにもジャムになりそうな食感。

これはビワと
…いや、他のどの果物とも違う。
しいて挙げればプルーンに少し近いか。
なかなか個性的な果物。

毛が生えてるけど
じつは皮まで食べられる。

販売期間がとても短い
激レア品種なので
見かけたら そのとき買うしかない。


上から


下から


断面。種が実とくっついてない。


約80g
アンズは このくらいのサイズが多い。

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【ハーコット tips】

○傷みやすいけど深くない
ハーコットは表面に傷みの斑があっても
たいていその部分限定で
それ以外は きれいな場合がとても多い。

逆にビワは 表面に黒い斑ができると
中で広く拡大してることが多い。

ハーコットは気楽に。
ビワは注意して。

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