おわりとはじまり

昨夜、ラジオ収録が終わった。

今年の歌イベント
すべて完結。

これからどうするかね…。

「歌うことが 好きなんですね」
そういわれる。

「好き…でもないですね」
「なんか、よくわからないです。
たぶんなんとなく、歌ってます」
と、答える。

歌だけじゃない。
たいていのことに、そう答える。

生の反対が死とすれば
好きの反対は嫌いじゃなくて
やっぱり無関心かな、と考える。

昏睡状態のとき あらゆる関心は“無い”。
カラーは存在しないんだ。

一方で 好きも嫌いも
生きる者の 想いのカラー。

昏睡の闇に陥るならば
カラーの違いは
何の意味も もたない。

…歌が「好き」でなくても
決して「嫌い」ではないんだ。

関心はある。それだけ。

ところで鳥取は
47都道府県で
4番目に幸福度が高いらしい。

たぶん、ある側面では
このコトは「真」なんだろう。

働きながら、歩きながら
そう思う。

だけど私は やっぱりここから
飛んで行きたい。
鳥のように。

「好き」だから留まるわけでも
「嫌い」だから旅立つわけでもない。

ひとが留まる理由は、留まり続ける理由は
そう単純じゃない。

ただ、今意思をもって ここに居る限り
少なくとも関心はある。

10月末の調整会に出していたリコーダーは
今日のお昼、帰ってきた。

…とりあえず
お金を貯めようかな。

異次元

Posted by 禅寺丸