とある鮮魚売り場の風景より

旅行は好きだけど
高速バスなんかの狭い空間に
何時間も拘束されるのは やっぱりイヤだ。

日交バスの C席…
左右に人がいない 広い席だったらまだいい。
それでも前の人がリクライニング倒しすぎて
挟まって身動きとれなくなったこともある。

格安バスは 狭すぎて
次からは二席購入しようと思った。
格安の意味がない。

ところで、小学校の1時限は45分。
今考えるとずいぶんと短い。
だけどあの頃
45分って、メッチャ長く感じた記憶がある。

こどもは 若いから。

一年は、2歳のこどもの人生の半分に相当する。
それは100歳の高齢者にとって 人生の100分の1。
言い換えると…
2歳のこどもにとって一年は
100歳の人の50年に相当する。

鮮魚売り場に、水槽が来た。
そこにカサゴちゃんが6匹くらい入れられている。
水槽いっぱいで、お互い常に触れ合っている。

鮮度を見せたいのかもしれないけど
お魚さん かわいそうだし
あのコたちを捌いてもおいしくないと思う。

長生きする人間が
数時間 閉所にいるだけで
けっこうストレスがたまる。
…定員いっぱいの夜行バスとかね。

寿命8年くらいの魚が
水槽にギュウギュウに詰め込まれた状態で
長時間拘束されて あまつさえ
エサも与えられなかったら どうよ。

とれたての元気なうちに〆られたほうが
おいしいんじゃないか? と思う。

やっぱこう、せめて大きい水槽で
ちょっとミミズっぽいものを投入してやるのがいい。

魚と鳥は鮮度が命。
命はつないであげなきゃね。